ナビバー(ソフトキー)有 |
GoogleのNexusがそういう実装のため、現在発売されている大概のAndroid端末はナビーがソフトキー(画面でメニューバーの「戻る」・「ホーム」・「メニュー」アイコンが描画されている)になっています。
ソフトキーでもハードキーでも全然構わないのですが、ソフトキーが常時表示されると画面が少し狭くなってて少し損していると感じるのは私だけではないと思います。 そこで、今回はいろいろな形でソフトキーを隠す方法を記載します。
1.root化不要(動作するかは環境次第?)
「GMD Full Screen Immersive Mode」が使用できます。残念ながら、動作しないとの報告もあるようですが、root取らずに隠すことが出来るなら使ってみる価値はあるかと思います。このアプリは後述の「GMD Auto Hide Soft Keys」と同じく、通常はナビバーを隠し、画面最下部をクリックもしくはスワイプでナビバーを復旧させます(ナビバーを表示可能な最下部部分は通常赤色の線が表示される)。
また、Known issues(既知の問題)ではナビバーを隠している際にはキーボードが動作しないとあります。
2.root化が必要(以前使用していました)
「GMD Auto Hide Soft Keys ★ root」が動作するかもしれません。私はJerryBeans(V4.2)までは常用していました。
Kitkatではなぜか電話アプリで通話ボタンが隠れてしまうバグがあり使用をやめています(電話できないのではスマートフォンではないでしょう)。
3.root化が必要(タブレットでは便利)
以前使用していた中華タブレットで「full screen」を使用していました。これの良い所は、画面の左下と右下角にうっすらと「戻る」と「ホーム」のアイコンが常時表示されており、ここをクリックすると操作可能になります。
また、「戻る」と「ホーム」ボタンは長押しで別な機能を追加可能です(たとえば右下角を長押しするとパイチャートを表示して拡張メニューを開くなど)。
唯一の問題点はメニューバーが隠れた際にキーボードを表示するとキーボードのボタンとfull screenのボタンが重なることでしょうか。
4.常にナビバーなんか要らない(別な方法で何とかする。当然root必須)
この方法は「Gravity Box」と「LMT Launcher」を併用する方法です。私の購入した中華タブレットではGravity Boxが動作しなかったので、これが動作する端末以外では動作しませんが、この方法だと完全にナビバーが不要になります。
ナビバー(ソフトキー)なし |
1)LMT Launcherをダウンロード
先のリンクからダウンロードし、使える状態にします。
ナビバーを隠す場合は標準の「Pie」のみでも可能ですが、私の場合は「ISAS」も有効にしたいため、「Define feature set」を「Gestures, ISAS and Pie」にしています。
ちなみに「ISAS」は画面の最下部に不可視のナビバーがあるように指の画面最下部から上へのスワイプで動作させる方法です。
2)LMT Launcherの設定(ISAS)
「Set input device」を指定します。メニューの中に自分の端末名があるか探してください。ちなみにXperia Zの場合は 1.で正常動作します。
「MIN BOUNDING BOX SIZE」に「1」を指定します。
「ACTIVATION AREA THICKNESS」を指定します。デフォルトでは60pxですが、それより大きく・小さくしたい場合は指定数値をここに入れます。
3)ISASの動作確認
各設定を指定して「LMT Launcher」を動かした状態で画面の最下部中央からタッチスクリーンをスワイプしてみてください。ホームに移動したらISASは正常に動作してます。
また、画面の左端からスワイプしたらPieメニューが表示されたらこちらも動作の確認完了です。
4)Xposed Frameworkのダウンロード
Gravity Boxを動作させるにはXposed Frameworkが必要です。XposedはAndroid本体の各ファイルを変更せずに必要な機能をアプリとしてプラグイン化することが可能なものです(ただし、競合する機能を重複させた場合は動作がおかしくなる可能性あり)。
Xposed FrameworkはこちらからXposed Installerをダウンしてインストールして下さい。
インストール後にXposed Installerを開き、「フレームワーク」から「インストール/更新」をクリックしてフレームワークをインストールします。インストール後は再起動が必要です。
5)Gravity Boxをインストール
再起動後Xposed Installerを開き、「ダウンロード」から「Gravity Box」を検索します。検索方法は虫めがねのアイコンをクリックして「Gravity」と入れるだけです。
Gravity Boxには[KK]と[JB]があるはずですので、お使いのバージョンに合わせてダウンロードしてください。
ダウンロード後は「モジュール」からインストールした「Gravity Box」のチェックボックスをチェック済みにします。
6)Gravity Boxの設定
「ナビバー設定」で「有効/無効の切替」をONにし、「ナビバーの有効化」をチェック、「ナビバーの高さ」を0%にします。この状態にしないとXperia Zでは通話アプリで通話用のボタンが消えてしまいました。
設定後は再起動します。
7)ナビバー消去の確認
ナビバーが完全に消え、LMT launcherのPieとISASが正常に動作することを確認します。
Xposed Installerは他にも便利なアプリがいろいろあります。現状Lollipopには対応しておりませんが、Kitkat以前をお使いならば是非インストールしても損は無いでしょう。
あと、Android純正ブラウザで全画面を有効にした場合、ブラウザのパイチャートとLMTのそれが重なってしまいます。その場合はLMT側で設定を変更してみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿