2015年11月21日土曜日

Xposedのモジュールが衝突した場合の対応

rootを取る人にとって必要性が高い理由としてはXposedフレームワークを使いたいというのがあると思います。
私も合計13本のアプリをインストール+有効化しています。
  • 3c Toolbox Pro
  • Amplify
  • AndroPlusMod
  • *BubbleUPnP
  • *Force Touch Detector
  • Greenify
  • HandleExternelStorage
  • MinMinGuard
  • Native Clipboard
  • Statusbar download progress
  • SystemUI Patcher
  • *UnrestrictedGetTasks
  • Xperia  Xposed(LP)
  • *YouTube AdAway
*付のは正直あまり使っていない、もしくは機能がよく分かっていないもの。端末の健康を考えて近々整理したいと思います。
で、今回のネタは以前はGravity Boxを使用してタスクバーのアイコン表示を隠していたのですが、最近端末のメモリ消費量を考えてNovaLauncher と LMTの併用をやめてXperiaランチャーをメインにした結果、代わりに入れたSerajr Xperia Xposedとの衝突で画面が真っ暗になったのをこの方法で解決したって話です。
この方法、XposedモジュールとPlayアプリが衝突してブートループを起こした場合も有効です。

基本的操作方法

ここに書いてある方法でXposedを起動時に無効化します、おわり。では「英語なんかわからん」って場合は積んでしまいますので説明します。
/data/data/de.robv.android.xposed.installer/conf に"disabled"という名前のファイルを作成します。
コマンドで言うとtouch disabledになります。

解決方法1

Gravity BoxとXperia Xposedが衝突した場合、画面は真っ暗なのですが何故か電源ボタンの長押しでの電源断ウィンドウは表示されたので、PCに接続しadb shellで以下のコマンドを入力します。
su
cd /data/data/de.robv.android.xposed.installer/conf
touch disabled

解決方法2

XZDRなどリカバリをインストールしている際はリブートしリカバリを起動してリカバリプログラムのシェルから同じ操作をします。
リカバリがTWRPの場合は Advanced > Terminal Command でシェルが開きます。直接/data/data/de.robv.android.xposed.installer/confを"select"で選択してからtouch disabledと入力します。

その後の対応

端末をブートするとXposedフレームワークが無効化されて起動します。その後、フレームワークのアプリから競合関係のモジュールを無効化して下さい。インストールしたアプリが衝突した場合は、そのアプリをアンインストールもしくは設定変更して下さい。
もちろんdisabledファイルを消さないとその後もXposedフレームワークは有効化しないのでお忘れなく。

おまけ

上記とほぼ同じことを行う目的で、Xposed uninstallerのzipファイルでフレームワークを消した(リカバリで実施)場合、消す事自体は可能ですがその後の再インストールに失敗して起動しなくなった場合がありました(再度FTFイメージの焼き直しが必要)。という訳で上記の方法をまず試すことをお勧めします。

2015年11月9日月曜日

Facebookアプリのメモリ消費量対策

iOS界隈でも話題になっておりますが、オリジナルのFacebookアプリはあまりに出来が悪いので正直困ったものです。
アプリ自体も40MB以上のサイズがあり、これをほぼ毎週アップデートさせる。
さらに、ART(Android Ver.5以降)環境ではおおよそメモリを200MB以上も消費しながら常駐する(書込を適時受信する以上常駐するのは分かるにしても機能から考えると正直大きすぎだと思います)。
更に腹立たしいのはチャットの機能をMessengerに外出ししたこと。その行為自体は理解は出来ますが、このアプリ自体も非常にバカでかい。本体ほどではないけれどもサイズも20MB超えと最適化って何?というレベル。
私もいい加減嫌になって先月アンインストールし1週間位はChrome版を使用していたのですが、実は新興国向けに純正でLiteなるアプリを作っていたことがわかり、今回紹介するものです。

お断り

以上の相違・問題点があるので納得した方以外は使わないで下さい。

  • Liteは残念ながらFacebook純正アプリですが、日本ではPlayストア経由での標準インストールは出来ません。以下に書く方法で「自分の責任」で使用する必要があります。
  • 新興国向けのLightなアプリである以上、投稿にある動画をそのまま再生する機能などが省かれています。また私も全部の機能は使っていないので不明ですが今まで使っていた機能が省かれている場合があります。
  • 残念ながら、表示されているフォントが中文フォントです。日本語は見ることは出来ますが中国人特有の明朝とゴシックの入り混じった形で表示されます。さらに句読点の位置が中文フォントの書式にのっとって中心になります。

ダウンロード・インストール方法

"Facebook Lite ダウンロード"とググってAPKファイルを置いてある場所を探して下さい。ちなみに私はAPKMirrorからダウンロードしました。これを書いた時点(2015年11月8日)で1.14.0.98.222が最新版のようです。
なお、自分の端末にファイルをダウンロードしてインストールする際は、以下の2つを設定することをお勧めします(ただしセキュリティホールになりうる設定もあるので注意すること)。
  • 署名されたAPK以外は設定→セキュリティ→提供元不明のアプリを有効化して下さい。このAPKがFacebookにより署名されている場合はこの設定は不要かもしれませんが、それ以外のものはこれを有効化しないとインストールできません(申し訳ありませんが、自分は理解して常時この設定を有効化しているためLiteがこの設定が必要かは検証していません)。
  • 上記の方法で野良アプリをインストール可能にしたので、念の為ウィルススキャナアプリをインストールしておきます。無償提供される所ではAvast!やAVGあたりでもよろしいのではないでしょうか?

使用後の感想

使用後の感想はおおよそ70MBとぐっと使用メモリ量は減っています。やっぱり専用アプリ使いたい人はこっち使う価値はあると思います。ただし少しでも無駄なメモリは使って欲しくないし、逐次更新は不要な場合はChrome使ったほうがいいかもしれませんね。

2015年10月25日日曜日

init.dの使い方(Xperia Z3で確認)

初めに

init.dスクリプトは起動時にデーモンなどを起動させるものです(UNIX系のOSを使用中ならご存知でしょうが)。
Androidの場合はユーザがprocなどでカーネルパラメータを指定した場合や追加モジュールを読込させる目的で使用している場合があるかと思います。
私の現在のメイン環境では起動時にsuperSUは動作しているためrootは普通に使えるのですが、rootkitではinit.dスクリプトサポートがないためせっかく作ったカーネルモジュールを読込出来ない状況でした。
OS周りのカスタマイズにはKernelAdiutorを使用していますが、これのinit.dサポートが/system/etc/init.dにスクリプトを置いても動作していないようなのでちょっと調べてみた結果を備忘録でまとめます。

その0(どちらの方法でも共通事項)

以下の記述+最下行に何も入れない行を1行追加して下さい。
/system/xbin/run-parts /system/etc/init.d 
/system/etc/init.dディレクトリのパーミッションは755もしくは777にし、init.dディレクトリ内部のシェルスクリプトもパーミッションを755もしくは777にします(755で十分動く筈なのですが、Xdaあたりを見ると777の記述も結構あるため)。
ちなみにこのrun-partsコマンド、busyboxのシンボリックリンクです。ということは当然busyboxがインストールされていないと動作しません。

その1(私の環境では動かない)

/system/etc/init.qcom.post_boot.shに記述を追加しました。
init.qcom.post_boot.shはブート中に動作するスクリプトのなのでこれで動きそうだと思ったのですが、何故か認識できず...

その2(SuperSUと同じ方法)

そう言えばSuperSUは現状では起動時にスクリプトを読み込ませる方法で対応していることを思い出し調べてみました。
/system/etc/install-recovery.shの最下行にその1と同じ内容を記載しました。
結果としてはこれが唯一動作した形になっています。
という訳で今回はかるーく流してみました。

おまけ(自分で作ったモジュールを起動時に全て読み込む)

/system/lib/modules配下にカーネルバージョンと同じフォルダを作り、その中に作成したカーネルモジュールを配置した場合にスクリプトで全てロードさせるスクリプトです。

#!/system/bin/sh
# script to load extra modules in /system/lib/modules
KVER=`/system/xbin/uname -r`
/system/bin/insmod /system/lib/modules/$KVER/symsearch.ko
for i in $(ls /system/lib/modules/$KVER);
do
/system/bin/insmod /system/lib/modules/$KVER/$i
done
上の例、簡単に説明しますが行頭の#はコメントを示します。また1行目の#!はこのスクリプトを動作させるためのシェルプログラムを指定します。
symsearch.koを先にinsmodしているのはこれに依存するモジュールがあるからです。
私がinit.dスクリプトを記載する際、おそらくPATHが/system/binには通っておりますが、/system/xbinも含めて実行コマンドはフルパスで記述しています(無用な動作不良を防止するため)。

2015年9月11日金曜日

Chromecastを購入してみた

リビングのAV機器からPS3を片付けたせいでビデオ・写真・音楽を楽しむ手段が無くなったため小型のPCでも置こうかなぁと思っていました。
先日コストコに行った所、店頭でChromecastが並んでいて1個3,980円とちょっとだけ安くなっていたので購入しました。

セットアップについて

帰宅後、MHL向けに常時接続状態のACアダプタ経由でAVアンプに接続しても、何故か画面が表示されない。

という訳でもう一度取説を見て内蔵のACアダプタ+TV直接接続した所、無事にセットアップ画面は表示されました。

  1. ACアダプタのMicroUSB側をChromecastに刺す
  2. ChromecastのHDMIポートをTVに刺す
  3. ACアダプタをコンセントに接続
  4. TVの入力をHDMIに切替

あとはスマホにアプリを入れてペアリングするだけ。ペアリング後はAVアンプに接続変更してもちゃんと画面が表示されました。
我が家ではWiFiのアクセスポイントは5GHzと2.4GHzで2つのSSIDを利用できるため、Chromecast側は2.4GHz専用とし、それ以外の機器はメインで5GHzを使用するなどの動作は可能です。

使用感について

正直使った感想としてはプラットフォームとしては現状ではよく考えてあるけど、対応アプリ側の出来がまだまだ甘いという印象。何がそう感じさせるかというと、対応アプリが用意するChromecastブラウザ向けのHTML・CSSを使いこなして美しい画面を提供出来ているのはGoogle謹製のYoutube等しか自分の手元では無いように見えます。

それに何といっても自分にとって最大の問題はChromecast経由で音楽を聞いた場合、どのアプリもギャップレス再生ができないこと。ライブアルバムやノンストップリミックスアルバムのように途中でブツ切れすると興醒めするのでこれはなんとかして欲しいです。

補足

9/22時点でちょっとわかったので補足します
今現在でギャップレス再生に対応する方法は以下の2つのようです。

  1. Playミュージックアプリをインストールし、ストア経由でネットワークストリームとして再生させChromeCastにキャストした場合。
  2. BubbleUPnPを起動し、ChromeCastに接続させAUDIOCAST機能を有効にした状態で他のプレーヤ(当然ギャップレス再生対応のもの)で楽曲再生した場合。


1.については正直このサービスを利用しないと動作の検証はできません。それに月額798円払うのはどうかなぁという印象(ちょっと高いかなぁと)。
(Playミュージック自体には自分の端末に複写した楽曲をキャストする機能はありませんので動作は確認出来ず...)
2.についてはたしかにこの方法で動作するんだが、端末のCPU負荷(=バッテリ消費)が激しいし、再エンコードの際に生じるラグがあるため制御が数秒程もたつく...

SDKをちょっとだけググった結果ではどうやらスマホ側で音声・映像データをデコードしてそのままストリーム再生出来るようなのですが、それを行っているような賢いアプリは今の所見つからない。これを書いている時点でトラック間のラグが最も小さいのはClockWorkModが作成するAllCastでした。ただしAllCastは自分のメイン環境だと何故か楽曲を再生しようとした瞬間異常終了してしまう(メディアサーバ経由の場合。ファイルとして再生アプリを選択した場合は再生可能だが、この時はアルバムアート等が表示されない)。非常に悩ましいですね。
という訳でアプリ側でデコードし、映像・音声ストリームする(ノンストップで)アプリ無いんでしょうかね?

あともう一つ謎なのはこの映像・音声ストリーム配信のビットレートとChromecast自体が対応するビデオ解像度・音声出力周波数とビット数がよくわからないことです。その辺りはSDKでも見て今度はちょっと調べてみたいと思います。

おまけ(Androidでの音楽再生アプリについて)

今自分の手元では音楽再生用アプリがいくつもインストールされている状況です。
結局メインで使っているPowerampは未だChromecast未対応。
Chromecast対応するアプリだけでもSONY謹製のMusic、BubbleUPnP、Rocket Player、Shuttle、AllCastと使ってみたのですがこれだけと絞ることが出来ない状況...
Chromecast非対応もNoozy、UBIO、HF Playerと未だに入っている。そのうち整理したいと思います...

2015年9月6日日曜日

2010年冬モデルのNEC製VALUESTAR N(VN770WG6B)でメモリを8GBに増設し、Windows10(64bit版)化する


自分のではないのですが、連れのPCはNECのVALUESTAR Nの2010年冬モデル(VN770WG6B)です。
このモデル、Windows7の32bit版がプリインされており、メモリも4GB(最大4GB)しかなく通常動作でメモリ不足による不調を訴えていました。
当初はそのまま使い続けるつもりでしたが、最近使っていなかった地デジチューナのB-CASスロットがいつの間にかカード読取不調になったこと、CPUやチップセットから本来は64bit版で動作可能である疑いを持った矢先、試しに自分のLenovo G570に刺さっていたメモリをこの本体に挿した所あっさりと8GBで認識したことからWindows10(64bit版)にアップグレードしましたので今回紹介します。

まず今回の改造では以下のリスクがありますので予め説明しておきます。

その1)TV放送のPC経由での視聴について

Windows10では現状地デジ・BS他をPCで見られなくなります。
このPC、Windows Media Centerを経由したSmartVisionというソフト経由で地デジを試聴出来ていましたが、Windows Media CenterがWindows 10で消されるため、当然ながら動作できません(将来何らかのソフトウェアで対応する可能性はあるかもしれませんが...)

その2)サポートについて

4GB以上のメモリによる動作はNECのサポートを受けられません。
NECのWebサイトにも最大4GBとしか情報がないですし、バッファロー他の周辺機器のサイトにもこの機種について増設時に認識したという情報はありません。
現状動作しているWindows10機にCPU-Zをインストールしてメモリ関連の情報を表示したところ、DRAM Freqが531MHzと表示されていることから、DDR3-1066(CL=7、7-7-7-20)対応のメモリでないと動作しないようです。


その3)Windows10の出来について

Windows10はこれを記載の時点では正直公開ベータと言える出来です。
後述しますが、この本体の場合はBIOS画面経由でないとWiFiのON/OFFや本体電源OFF時のUSBポートでの給電制御を切替出来ませんでした(このVALUESTARにはWindows7で動作する切替アプリがあるのですが、Windows10では動作しなかった)。
このようにハードウェアが特殊なPCでは現状Windows10 64bit版が動くとは思えません。

あと、私が経験した失敗としてはPCのバックアップを取らずにWindows7→Windows10へアップグレードした所、アップデート最後のユーザプロファイル作成で再起動を繰り返しデスクトップが開かないという不具合が発生しました。
結局はWindowsPEのCD-ROMイメージを作ってこれでUSB HDDにデータをサルベージ出来たので無事に済みましたが、そういう意味も含めて、Windows 10は現時点では公開ベータだと思いますので現状の環境を維持したい方にはお勧めしません。

やり方


それでは今回実施した方法について説明します。

1)メモリを増設する

純正で接続された4GBのメモリを外し、4GB×2=8GBに増設します。
 このPCの場合、DDR3-1066(CL=7、7-7-7-20)対応でないと動作しないと思います。
 BIOSで8GBと表示されることと、バッファローなどのRAMディスクアプリをインストール済みの場合はWindows7の管理アプリで8GBと認識されることを確認して下さい。

2)Windows10のインストールイメージをダウンロードする

そのままだと予約したとしてもおそらく何時までたってもアップグレード案内は届かないと思いますので、その場合はMicrosoftのサイトから直接ダウンロードするしかありません。

 ちなみにダウンロードするイメージについては32bit/64bit両方入っているものが最適でしょう。メモリを増やすつもりがなければ32bit版で使い続ける(それも購入時点の全機能を使うならそのままWindows7で)と良いですが、メモリを増やした状態で使うなら64bit版が最適です。

 64bit化するには一旦32bit版でアップグレード後64bit化する必要があるため、32bit版と両方必要になります。

3)Windows7向けの64bit版ドライバセットをメーカサイトからダウンロードする。

このドライバセット、普通に121ware.comから検索しても見つかりません。このPCの型番で"VN770WG6B 64bit driver"をgoogleで検索しないと表示されません。

 正直、どうしてもインストールしていれないとならないドライバはSDカードスロットぐらいなもので、これ以外は不明なデバイス表示を消す目的しか無いので(無線キーボードのHOTボタン機能やTVチューナ以外は標準で認識されるドライバで正常動作する)、ここは割りきってしなくてもいい処理かもしれません。

4)Windows10のインストールイメージからシステムをアップグレード

念の為アップグレード時の診断でハネられたソフトウェアをアンインストールするだけではなく、それ以外に怪しいソフトは全部消すべきだと思います。
 私の場合はバッファローのRAMディスクドライバを使用していたため、これがアップグレード失敗の原因だったと想定されます。

 なお、Windows7からアップグレードした場合は、もともと動作していたbit数と同じものがインストールされます。
 このPCの場合は32bit版になります
(これが一番NECさんに文句が言いたいところです。この機種販売時点でNECが判断した時は32bit版が最良の選択だったんでしょうが、同時期の他社のように何故32と64bit版の両方用意してユーザで最初期使用前に選択させてくれなかったのか。本当に疑問です。)

5)Windows10が無事立ち上がったら、デバイスの動作チェック

アップグレード後デスクトップが表示されれば多分大丈夫だと思いますが、一番怪しいところとしてWiFiのデバイスドライバがインストールされても接続出来ないというのがあります。
 この場合は一旦本体の電源を再起動してBIOS画面を立ち上げ、WiFiの機能をEnableにしてWindows10を立ち上げてみて下さい。

 TVチューナなど標準ドライバで認識されないデバイスは32bit版のドライバがPC内に保存されているのであればそれをインストールして認識するか確認してみてもよいでしょう(ただしこの後で64bit化するのであればしなくても良い)。

6)64bit版のWindows10をクリーンインストール

せっかく8GBで使用するのでしたら、32bitでは残念ながら広大なRAMディスクとしてしか使えない3.2GB以降のメインメモリを有効活用可能な64bit版にしてしまいましょう。

 64bit化するには再度インストールメディアを使って64bit版をクリーンインストールして下さい。ちなみにディスクを完全消去しない限りは前のWindowsフォルダはWindows.old名で残っています。

 普通クリーンインストールする際は新しいライセンスが必要になりますが、Windows7→10化した時点の(32bit版での)ライセンス認証が残っているため、64bitをクリーンインストールしても認証違反とは表示されません (このやり方での無料での32bit→64bit化は今後もずっと使えるかどうかはわかりません。念のため)。

 また、このWindows10でのライセンス認証状態は現状構成でのハードウェアで適用可能なため、HDD・メモリ・その他本体スロットの拡張ボード類の変更を行った時点で切れる可能性があります。

7)64bit版起動後、標準でサポートされないデバイスのドライバをインストール

このPCで標準ドライバで使えないデバイスはSDカードスロット・地デジTVチューナ・キーボードのHOTキーの3つだけだと思います。

 SDカード・地デジチューナ共に先にダウンロードしたWindows7の64bit版ドライバがあるのでそれをインストールすればデバイスとしては認識すると思います(ちなみに先程手元のSDカードを挿したらスロットは正常に動作しました)。
 キーボードのHOTキーは使えなくても問題ないと判断し、ドライバは探していません。

まとめ

Windows10を使って正直な感想としては、公開ベータだなぁというところですか(出来が良い悪いはともかく、ポリシーが無いのと、OSのソフトウェアアップデートが有無を言わさず自動で行われるのが問題)。コントロールパネルの表示があちこちWindows7の踏襲とWindow8以降のものが混在していたり(同じ設定なのに)、正直不思議なOSです。
 ただ、動かないソフトウェアはある(メーカの動作保証が必要なハードウェア直結関連のもの)のですが、普通のソフトウェアでの動作不具合は今の所あまり遭遇していません。

 現状使っているPCの全機能を失いたくない人、メーカの動作保障が気になる人、互換性の問題により古いソフトが動かなくなるのは嫌な人はメーカから出荷されたWindows7の状態で使い続けるほうがいいと思います。
 でも、現状メモリ不足等で動作が重く何とかしたい(新しいPCなんか買う金はないけど実験はしてみたい)人はお試しする価値はあると思います。
 正直我が家ではWindows10(64bit)化した結果、PCの動作が軽くなりまだ数年はこの本体使い続けられるのではという評価をしております。

 なお、リカバリ用のDVD・BDを作成した人は一度Window10をインストールしても元に戻ることは可能だと思います。ただしデータの復元という面倒臭い作業は残りますが。
 (リカバリメディアなしでも元に戻すことは可能らしいですが、私の遭遇したようなデスクトップが表示されない自体では元に戻すことは出来ませんでした)。

おまけ、ReadyBoostについて

Windows7では8GBのUSBメモリでReadyBoostを使用していました(32bit版のため、4GBしか領域が作られていなかったが)。
 同じUSBメモリWindow10でもReadyBoostとして使いたいと思いましたが、そのままではサポート外のデバイスと表示され弾かれました。USBメモリの全領域をexFATでフォーマットしなおしたところ、RadyBoost対応メモリとして認識出来ました。


2015年8月22日土曜日

TCP輻輳アルゴリズムについて

Xperia Zで対応させてみたCPUガバナ・IOスケジューラに続いてTCP輻輳アルゴリズムに興味を持ってちょっと調べてみました。
標準カーネルではrenoとcubicしか無い。でもカスタムカーネルには多数のアルゴリズムが表示される。それぞれの性能評価については日本語ドキュメントは見かけたことが無いですが3c Toolboxの解説サイトに以下の記載がありました。
この記載、見たとおりスループットの高さはともかく、レイテンシーがwestwoodは他のものに比較すると一段と低い。レイテンシーはデータ転送後その結果が返されるまでの遅延時間ということだから、当然転送速度が早くなるはず。

という訳で、TCP輻輳アルゴリズムの外部ソース探してみましたが、ちょっと見つからない。それではカスタムカーネルからソースを頂いて何とかしましょうということでAndroplusカーネルからソースコードを頂きました。

tcp_westwood.cとMakefileだけ複写すれば良い気もしますが、とりあえずMakefileのobj-yに記載のソースコードを全て複写してモジュールとして作成しました。
westwoodを使った印象としてはやはり転送速度はこちらのほうが体感上でも速い。ストックカーネルでなぜ使わないのか個人的には疑問です。

2015年6月30日火曜日

LMTlauncherでナビバー代わりを有効化する

今回は比較的ライトなところで。
LMTlauncherを使っています。目的は縦画面の時はナビバーを完全に隠しているため、これの機能を何らかのアプリで補う必要があるからです。
簡単なインストール方法は以前にも書きましたが、歳のせいか物忘れがひどくISASの有効化方法をすっかり忘れていました。という訳で備忘録がてら記載します。

1.LMTlauncherのダウンロード+インストール

こちらのサイトからダウンロードして下さい。野良アプリ扱いのため、当然「セキュリテイ」→「提供元不明のアプリ」を有効化する必要があります。
また、インストール後は「ユーザ補助」の「サービス」でLMTをonにし、ゼスチャーを有効化する必要があります。
(おまけですが、Greenifyでもここのサービス有効化が必要です。)

2.設定する

アプリドロアにあるLMTから起動すると、「SETTINGS」タブの「GENERAL」に「ACTIVATE LMT」があるので有効にします。
また、「AUTOSTART LMT」にもチェックボックスを入れます。

次に「SET ACTIVE FEATURES」をクリックし「Define feature set」で「Gestures, ISAS and pie」を選択します。
これはLMT launcherの3つの機能を有効化するための処理です。
LMTには以下の3つの機能があります。

  1. pie:標準機能。円弧状のメニューを表示します。最初見た目がイヤでしたが、片手使いには本当に便利です。
  2. Gestures:デスクトップ上で規定されたゼスチャーを行うとコマンドを実行するものです。自分は使っていないので余りわかりませんが、便利だと思います。
  3. ISAS:仮想のナビバーが存在するに振る舞う操作です。正確には画面外からスワイプして操作します。自分のようにナビバーを完全に隠した場合は非常に役立ちます。


ISASだけ使えれば良いと思いがちですが、pieは保険だと思っておけばいいかと思います(逆にナビバーを隠しているためLMTが動作しないとまともに使えなくなる)。また、ISASはGesturesの一種なのでISASを使うには上記の設定が必要ということです。

次に、「GESTURE RECOGNITION」で「AUTO CONFIGURATION」を指定します。
LMTのダウンロード先でも英文で書かれている通り自動設定をまず行ってみてどうしてもうまく動かない場合はその下の設定で調節してみて下さい。
ちなみにZ(C6603化済み)・Z3(D6653)では、
Input device=1
Touchscreen/screen factor x=100%
Touchscreen/screen factor y=100% となりました。

次はISASを使用する際のPIEの表示位置を規制します。「PIE ACTIVATION」をクリックしデフォルトのallから変更します。私の場合は左右で表示したいので「Left and right」にしました(ここはISASを有効化した場合は"all"は選択できなくなるようです)。

最後に「ISAS」タグに移動し「INVISIBLE SWIPE AREAS BOTTOM」を以下の通り設定します。要はLollipopの標準のソフトキー配置にする場合はこの通りってことです。

  1. 「ISA 1」BACK
  2. 「ISA 2」HOME
  3. 「ISA 3」RECENTAPPS
当然AREAのTOP・LEFT・RIGHTにそれぞれゼスチャーを割り当てると最大12個のISASを操作可能になります。私はナビバーの代わりで充分なため、BOTTOMに3つだけ割り当てしています。

設定後、画面外からドックのちょっと上までスワイプし「ホーム」・「バック」・「アプリ履歴」が全て正常に動作するか確認して下さい。
また、画面の左右からスワイプした際に円弧形のメニューが表示されるか確認してみて下さい。

3.カスタマイズ方法

LMTの標準アイコンはNexusなどのAndroid標準アイコンです。
実は/mnt/sdcard/Android/data/com.android.lmt/files/に指定の名前のPNG(back.png・home.png・menu.png・recentapps.png)ファイルを入れることで変更できます。という訳で、私の使っているLollipopとKitkat用のPNGファイル貼っておきますので自由に使って下さい。
この画像ファイルを既定のフォルダに複写後、LMTの設定は「PIE ICONS」の「SHOW AND SCALE USER IMAGES」を2にして下さい(自動拡大表示させる)。